多くを学びたい人はこの施設に注目☆

日本では超高齢化が進んでいると言われていて、介護に携わる人材を集めることが急務とされている。そのため、求人サイトには介護職を募集している案件は多く掲載されているが、介護職とひとことで言ってもいろいろな種類があるという事は覚えておいてほしい。

たとえば、一般的にチームで行う介護は特別養護老人ホームで、1対1で介護をするのは訪問介護になるが、その両方の機能を併せ持った小規模多機能型居宅介護という介護施設もある。小規模多機能型居宅介護では、訪問介護や通所介護、ショートステイといったいろいろな介護サービスを総合的に提供しており、仕事内容も多岐にわたる。「介護についていろいろ学んでみたい」「困った人のお世話をしたい」という人は、幅広いサービスを提供している小規模多機能型居宅介護で経験を積んでみるのも良いかもしれない。

ただし、介護に携わるための人材には適性が求められるので、応募前には自分の向き不向きを分析することは大切だ。介護というものは人対人で行われるものであり、人と接することが好きな人というのがまず前提となる。その他にも、高齢者の介護では、体調の急変が起こることも多いため、普段から観察力に優れていることも重要な適性になる。また、介護を要する人は動きがゆっくりしていて、こちらが思うように動いてはくれない。したがって、介護にあたるときには、要介護者のペースに合わせることも大切だ。

とはいえ、何事もまずはやってみなければわからないこともある。だから、介護の仕事に興味があれば、人材サービスに相談してアドバイスをもらってみると良いかもしれない。